戦国馬飼物語
やはり馬が気になる今日この頃(笑)。
元々、小田原北条氏の支配下であった秋留野台地(現東京都あきる野市)で戦闘馬を生産していた一族の物語。
武士の戦が一対一の騎馬戦から鉄砲隊を用いた組織戦へ移りゆく中で戦闘馬の需要は減る一方。
そんな中、試行錯誤と戦国大名との出会いから活路を見出すという・・・ひょっとしたら経済小説だったのではないか(?)。
こういう歴史の隙間に埋もれている物語って大好き♪
東北も馬の生産で有名だけど、何年か何十年かのサイクルで新しい馬の確保のために大陸まで出かけていったという話を読んだことあるな。
馬って本当に面白い。
動物として好きとか嫌いとかとは別に、人間との関わりの中で文化になっていることが興味深いんだな、僕は。
あ、ところでこの本、小説としてはイマイチ♪